JPS国際交流セミナー『フォトジャーナリストが伝える世界』開催のお知らせ(2月8日)

◆平成26年度JPS国際交流セミナー◆『フォトジャーナリストが伝える世界』

20150208

今、世界が激しく変動しています。テレビ、新聞、SNSから情報が溢れています。このような状況の中で、現実に起きている事実を世の中に伝えたいと、キルギスやパキスタンなどで取材を続け、名取洋之助写真賞を受賞したフォトジャーナリスト・林典子がいます。 どのような視線で写真を撮り続けているのか、林典子のスライド上映と週刊朝日編集長・長友佐波子と対談によるセミナーを行います。

第1部:林典子スライド上映講演(1時間)「一枚の写真にこめる思い」

林典子がこれまで取材・発表をしてきた『キルギスの誘拐結婚』や『パキスタンの硫酸被害者の女性たち』などを中心に、取材先で一枚の写真を撮るまでの動機や取材過程を、スライド上映しながら語ります。

第2部:トークセッション 林典子×長友佐波子

現在の報道、ジャーナリズムとは何か。どのように情報の選択をするのか。情報の選択をする視線はどのように養うのか。被写体との信頼関係はどのように築くのか。二人の対談を通じてジャーナリズムのあり方を考えます。

日時2015年2月8日(日) 13:00~15:30(受付開始12:30)

会場:日比谷図書館ホール/千代田区日比谷公園1番4号

主催:公益社団法人日本写真家協会

会費無料

参加対象:定員200名/一般、学生、JPS会員(申込先着順)

お申込:メールにて住所、氏名、電話番号と『JPS国際交流セミナー参加希望』と明記のうえ、下記アドレスにお申し込みください。

e-mail:info@jps.gr.jp

お問合せ:日本写真家協会事務局

電話番号:03(3265)7451

<林典子プロフィール>

hayashi_norikoフォトジャーナリスト。1983年生まれ。大学在学中に西アフリカ・ガンビア共和国の新聞社で写真を撮り始める。以来、国内外で取材を続け、2011年には名取洋之助写真賞を、13年にはフランス世界報道写真祭Visa pour l’Image(ビザ・プール・リマージュ)報道写真特集部門で最高賞、14年全米報道写真家協会現代社会問題部門1位を受賞する。著書に『フォト・ドキュメンタリー人間の尊厳』(岩波新書)、写真集『キルギスの誘拐結婚』(日経ナショナル ジオグラフィック社)

<長友佐波子プロフィール>

nagatomo_sawako1965年、埼玉県生まれ。早稲田大学政経学部政治学科を卒業後、1988年に朝日新聞社に入社。秋田支局、千葉支局、東京本社での勤務を経て1995年『AERA』編集部へ。『AERA』副編集長、東京本社写真部次長などを経て2013年10月より『週刊朝日』編集長。2011年10月~13年3月テレビ朝日「やじうまテレビ!」金曜レギュラーコメンテーター 著書に『あたらしい愛のかたち』(共著、講談社)、『ハッピーシングル宣言!』(電子書籍、朝日新聞出版)、編書に『アエラセックスリポート』(朝日新聞出版)