page2019オープンイベント「日本写真保存センター」セミナー
写真フィルムのデジタルアーカイブ―デジタル化による利用・検索の可能性―
写真術の発明によって情報伝達の技術が急速に進みました。景観や日々の暮らし、風俗から自然災害、戦乱といった事象が次々と伝達され、その折々の状況が写真家によって、フィルムに克明に記録され歴史を構築しています。
その残されている夥しい画像が、時を経るごとに劣化や廃棄の危機に瀕しています。こうした現状を防ぐため、日本写真保存センターでは遺族や写真家のもとから写真原板を収集・保存し、利活用をするためのデータベース化を図り、アーカイブの構築を行っています。
本セミナーでは、講師に国立民族学博物館の丸川雄三准教授をお迎えして、「写真アーカイブとは何か」「デジタル化によって利活用がどのように広がるか」について講演をしていただきます。
日時:2019年2月6日(水)13:30~16:30
会場:池袋サンシャインシティー文化会館7階710号室
- 「写真保存センターの活動―収集・保存、データベースの構築」について
講師:松本徳彦(公益社団法人日本写真家協会副会長) - 「写真原板情報のデジタル化―利活用の範囲を広げる」について
講師:丸川雄三(国立民族学博物館人類基礎理論部研究部准教授)右写真 - 質疑応答 ディスカッション
聴講:無料
定員:80名(申し込み順。定員に達し次第で締め切ります)
★収蔵フィルムから構成した「後世に遺したい写真」をご覧いただきます。
下記フォームにて申込みください。