page2017オープンイベント・「日本写真保存センター」セミナー
時代を記録した写真原板に光を!
―眠っていた写真原板を目覚めさせ、活用しよう―
いま、日々の暮らしや歴史的な出来事を撮影、記録したフィルム(写真原板)が劣化と散逸の危機に瀕しています。特に撮影者が物故されると、フィルムの保存は遺族にとって大変な重荷になっています。遺族のフィルムの保存状況をみると多くが常温のまま部屋の片隅に整理されないまま放置されていますが、わが国の高温多湿という気象条件は、フィルムの保存には適していません。郷土資料館や文書館などに寄贈されたフィルムも同様で、利活用されないまま眠っていることが多くあります。
日本写真保存センターでは、こうした眠っているフィルムを探し出して収集・保存し、歴史的・文化的な価値を有する写真画像を利用するにはどうすればよいか、を調査研究しています。
本セミナーでは、センターの研究成果を紹介し、写真原板の活用について考察します。また、会場では、資料保存関係各社のブースで、フィルムを長期保存するための包材(保存容器)を展示し、ご説明いたします。時代を記録した画像を甦らせ活用するために。この機会にぜひご参加ください。
日本写真保存センターでは、こうした眠っているフィルムを探し出して収集・保存し、歴史的・文化的な価値を有する写真画像を利用するにはどうすればよいか、を調査研究しています。
本セミナーでは、センターの研究成果を紹介し、写真原板の活用について考察します。また、会場では、資料保存関係各社のブースで、フィルムを長期保存するための包材(保存容器)を展示し、ご説明いたします。時代を記録した画像を甦らせ活用するために。この機会にぜひご参加ください。
1 :「日本写真保存センターの役割」
講師:松本徳彦(公益社団法人日本写真家協会副会長)
2 :「写真原板の適切な保存」
講師:中川裕美(日本写真保存センター調査員)
3 :「写真原板のデータベース」
講師:河原健一郎(日本写真保存センター調査員)
4 :「写真原板データベースの価値について」(仮題)
講師:丸川雄三(国立民族学博物館先端人類科学研究部准教授、 日本写真保存センター諮問調査委員)
5 :「保存に適した包材のデモンストレーション」
㈱コスモスインターナショナル、㈱資料保存器材、 ㈱TTトレーディング(旧社名 特種紙商亊㈱)、 PGI、ラ―ソン・ジュール・ニッポン㈱ ※50音順
定 員:100名(申込み順・定員に達した場合はご連絡します) 参 加 費:無料
申込先:FAXまたはe-mailで日本写真家協会事務局まで
申込先:FAXまたはe-mailで日本写真家協会事務局まで
申込期限:2017年1月31日(火)