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 おんな展この一枚 No.4

田沼 武能 Tanuma Takeyoshi

写真家
1929年、東京浅草生まれ。東京写真工業専門学校卒業。49年にサンニュースフォトスに入社して木村伊兵衛氏に師事。芸術新潮、タイムライフ嘱託などを経て1972年からフリーランスとなる。ライフワークとして世界の子どもたち、人間のドラマ。武蔵野や文士・芸術家の肖像を撮り続けている。95年より日本写真家協会会長に就任。1997年モービル児童文学賞、1985年菊池寛賞、1990年紫綬褒章、2002年勲三等瑞宝章を受賞し、2003年には文化功労者に顕彰される。

 主な著書として、
「すばらしい子供たち」(1975朝日新聞社)
「文士」(1979新潮社)
「東京の戦後」(1993筑摩書房)
「人間万歳」(2000クレオ)
「輝く瞳 世界の子ども」(2002岩波書店)
「60億の肖像」(2004日本カメラ社)
「難民キャンプの子どもたち」(2005岩波書店)
「武蔵野賛歌」(2006ネット武蔵野)
「真像残像 ぼくの写真人生」(2008東京新聞出版局)など。

(社)日本写真家協会 会長
有限責任中間法人
日本写真著作権協会 会長
東京工芸大学芸術学部写真学科 名誉教授

「屋上の踊り子」
1973年に開館した浅草国際劇場は、「松竹少女歌劇」発祥の地、戦後1947年に再開された。少女達は歌劇団のスターに憧れ応募してくる。1949年当時の浅草周辺は、焼跡とバラックの町。踊り子が華やかに見えた。 1949年撮影。

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