平成25年度写真学習プログラム実施報告富山県立山町立中央小学校

富山県立山町立中央小学校

4年1組33名 1回目:2013年5月8日、2回目:6月5日

立山中央小1組

一人一台と言う初めて贅沢なカメラを手にした児童は大はしゃぎ。ファインダーを覗く姿に力が入り不思議な世界を見ているみたい。レンズやストロボに指がかかっていても平気。嬉しさで元気一杯多くのイメージを持って欲しいが全員と話し、聞く事が難しい。あと少し時間があればと思う。それともこちらからイメージを植え付けたほうが良いのか?
仕上がりの四つ切プリントはどうしても同じ様な被写体が並びやすい。子ども自身が「何をどう撮ろうとしたのか?」話を聞けないうち、褒める事に終始してしまった。 
(記/青山清寛、撮影/種口美智子先生)

4年2組34名 1回目:2013年5月8日、2回目:6月5日

立山中央2組

この学校は田園地帯の中にあり周りは閑静な住宅街。1回目の授業では「楽しい写真を撮ろう!」をテーマに面白いもの、きれいなもの、感動したもの等具体例をあげみんなで話し合う。次にカメラの構え方、横と縦で撮る違いやフラッシュの使い方や注意点を指導する。児童各自がカメラを家に持ち帰り撮ってくる約束をして終わった。
2回目は作品(四つ切プリント)を友達や家族写真(人物)、ペットや動物、風景などに分けてそれぞれ選んだ理由を児童一人一人に説明し、それについて講評する。他人に作品を見せたくない、見られたくない児童も一人いて課題も残った。
(記/高橋敬市、撮影/青山清寛)

4年3組33名 1回目:2013年5月8日、2回目:6月5日

立山中央小3組

1回目の授業ではカメラを児童一人一人に渡した瞬間から顔つきが変わった。教室が急に和やかになり、笑顔、笑い声、いきいきした児童の表情が印象的。基本的な撮り方を指導し「好きな写真を自由に撮ってみよう!」をテーマに話を進めた。
2回目は出来上がった四つ切プリントの作品をみんなで見せ合いそれについて講評する。この写真のどこが面白い?感想や気がついたことなどを自由に意見発表させる。人気のある写真をみんなで選ぶ。写真はピントが合っていなくてもシャターチャンスが良ければいい作品になる意図を教え、最後に作品の題名を決め授業を終了する。
(記/高橋敬市、撮影/青山清寛)