JPS国際交流セミナー「写真と音楽で伝えたいこと 安田菜津紀×タテタカコ」開催のお知らせ

JPS国際交流セミナー「写真と音楽で伝えたいこと」安田菜津紀×タテタカコ

 

世界各地で貧困や難民など社会問題を取材するフォトジャーナリスト・安田菜津紀氏。ピアノと歌で伝える独創的な楽曲に定評があり、国際的な舞台で活躍するタテタカコ氏。二人はカンボジアでの活動を通じて出合いました。そして、今、二人が伝えたいひとつの思いがあります。ジャンルの異なるフォトジャーナリストと音楽家の思いが合わさるとき、どのような表現が可能になるのだろうか……。
本セミナーでのライブを通して写真表現の新しい可能性を探ります。

20160507_001 20160507_002 20160507_003 20160507_004


■日時:2016年5月7日(土)
■会場:日比谷図書文化館コンベンションホール
■会費:500円 但し18歳未満、JPS会員は無料
■定員:200名(申込先着順)
■主催:公益社団法人日本写真家協会 (JPS)
■お申込:FAXまたはお問合せフォームにて『JPS国際交流セミナー(5月7日)参加希望』と件名で、氏名、電話番号、18歳未満は年齢を明記のうえ、下記にお申し込みください。
▶FAX:03-3265-7460
■問合せ:日本写真家協会事務局 電話03(3265)7451

第1部 安田菜津紀・講演 60分

「写真で伝える世界~シリア、東北の現在~」
安田菜津紀が取材してきた、シリア難民についてなどの世界情勢から、足繁く通う東日本大震災の被災地、陸前高田市をテーマに写真の「今」を語ります。

第2部 安田菜津紀×タテタカコ(音楽家)トークセッション 30分

世界各地でライブ活動を行い、世界の現場を肌で感じ、音楽で伝えるタテタカコ。共通の訪問地であるカンボジアや東北各地をキーワードに、それぞれの写真活動、音楽活動を通じて生まれる「伝えたいこと」について語ります。

第3部 音楽×フォトスライド上映 30分

一枚一枚の写真に音楽を重ねて綴るフォトスライドを上映します。曲に合わせて、安田菜津紀が写真を送り出す新しい写真伝達のカタチ。会場でのみ体感できる音楽と写真のコラボレーションとなります。

【安田菜津紀プロフィール】
写真家・安田菜津紀1987年神奈川県生まれ。上智大学卒業。AFTERMODE所属フォトジャーナリスト。16歳のとき、「国境なき子どもたち」友情のレポーターとしてカンボジアで貧困にさらされる子どもたちを取材。現在、カンボジアを中心に、東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で貧困や災害の取材を進める。東日本大震災以降は陸前高田市などを、被災地を記録し続けている。2012年、「HIVと共に生まれる-ウガンダのエイズ孤児たち-」で第8回名取洋之助写真賞受賞。2016年2月、写真絵本「それでも、海へ-陸前高田に生きるー」刊行。共著に『ファインダー越しの3.11』(原書房)。

【タテタカコプロフィール】
音楽家・タテタカコ長野県飯田市出身。国立音楽大学卒業。映画「誰も知らない」(是枝裕和監督)主題歌「宝石」を歌う。同映画に出演。日本全国でライブ活動を行う傍ら、カンボジアや台湾、フランスでも行っている。東日本大震災以降、企画、運営に携わっている沖縄の街フェス「ASYLUM(アサイラム)」を2012年3月10,11日に福島県で開催。