平成30年度 第1回 技術研究会
シリーズ: デジタル時代のモノクロプリント
その3 ラボ編・ラムダプリント
シリーズ「デジタル時代のモノクロプリント」その3では、インクジェット、デジタルネガに続いて、ラボ編と題し、ラボでは最もポピュラーとなったデジタル銀塩プリントのラムダプリントを中心にとり上げます。
ラムダプリントは、デジタルデータを銀塩印画紙にレーザー露光し焼き付けを行い、従来の銀塩プロセスで現像を行うものです。カラーにもモノクロにも対応しており、印画紙も、光沢、半光沢、クリスタル、バライタ等と種類が豊富ですが、今回は、モノクロペーパーを使用するラムダモノクロプリントについて、国内で唯一のラムダによるモノクロプリントであるバライタに中心に解説していただきます。また、日本写真家協会賛助会員各社のデジタルモノクロプリントについても、各社の簡単な概要を紹介する予定です。
日時 :平成30年6月6日(水) 14:00~16:00 (受付開始13:30)
会場 :JCIIビル6F会議室(東京都千代田区一番町25番地JCIIビル)
講師 :株式会社 写真弘社 制作部カラー・デジタル課 中村隆介 氏
- 写真弘社
・1950年創業
・代表取締役社長 柳澤卓司
・東神田本店、銀座店の2店舗にて展開
・土門拳氏、木村伊兵衛氏、林忠彦氏、秋山庄太郎氏、大竹省司氏などの写真展展示作品の制作を中心に多くの日本の写真作家の写真展展示作品を制作する。
・フィルムの現像、モノクロネガからデジタルデータよる作品プリント制作に対応。
・現在ではプリント制作のみならず、展示作品の制作に必要なマット加工から額装まで対応し、また独自の輸入によるモノクロ印画紙、モノクロフィルムの販売を行う。
・1976年第五回日本写真家協会賞、2016年日本写真協会功労賞を受賞する。 - 中村隆介
・株式会社 写真弘社 制作部カラー・デジタル課 課長
・2005年日本大学芸術学部 写真学科卒(梶原ゼミ)
・2006年入社
・入社後モノクロネガからの作品制作を行うモノクロ課を経て、現在のカラー・デジタル課へ異動、2017年課長に就任
定員 :60名(先着順、満席の場合のみご連絡します。)
参加費 :会員は無料、非会員は500円。
申込方法:FAXまたはメールで事務局までお申し込みください。
e-mail: info@jps.gr.jp Fax: 03-3265-7460
主催 :公益社団法人日本写真家協会