第12回JPSフォトフォーラム 11月10日(土)有楽町朝日ホール
「テーマ、眼差し、写真の力―三人の女性写真家の物語―」
一枚の写真はもちろん、何枚もの写真が、ひとつのテーマに沿ってまとまった時、写真の持つ大きな特長のひとつである記録性は、さらに大きな力となってわたしたちに訴えかけてきます。それはプロでもアマチュアでも変わることはありません。
今回のフォトフォーラムでは、三人の女性写真家のそれぞれの物語と、被写体に注がれる眼差しを通して、テーマとテーマ選びの大切さ、そしてそれらが生み出す写真の力について語っていただきます。
開催スケジュール
開催日:2018年11月10日(土)有楽町朝日ホール(有楽町マリオン11階)
10:10 開場
10:40~14:55 講演 大石芳野、田中弘子、安田菜津紀
15:05~16:00 パネルディスカッション
大石芳野 、田中弘子 、安田菜津紀
司会進行 佐々木広人
※ 講演者・パネリストによる作品講評会をホールにて開催
作品講評会は定員に達しましたので、お申し込みは締め切っておりましたが、辞退者が若干名発生しましたので、追加募集を行っていますので、お早めにお願いいたします。
フォトフォーラムお申し込み方法
定員:600名(先着順、要申込)
入場料:無料
申込期間 9月15日~11月7日
往復はがきに、住所、氏名、ふりがな、電話番号を明記の上、JPS事務局まで。
1名につきはがき1枚でお申込み下さい。返信されたはがきが聴講券となります。
または、下記のフォームからお申し込みください。
【主催】 公益社団法人 日本写真家協会
【共催】 株式会社 朝日新聞出版(アサヒカメラ)
【後援】 文化庁
【協賛】 エプソン販売(株)/オリンパス(株)/キヤノンマーケティングジャパン(株)/(株)シグマ/(株)タムロン/(株)ニコンイメージングジャパン/富士フイルムイメージングシステムズ(株)
パネリスト紹介
今回は「テーマ、眼差し、写真の力―三人の女性写真家の物語」と題して、大石芳野、田中弘子、安田菜津紀さんの3人をパネリストとしてお招きしました。講演後は、『アサヒカメラ』編集長佐々木広人さんの司会で、パネルディスカッションを行います。
大石氏は、改めてご紹介するまでもなく、第一線の写真家として、主にドキュメンタリーの分野で、沖縄、広島、カンボジア、ベトナム、ラオス、アウシュビッツ、最近では震災(福島)をテーマに数々の名作を発表し、土門拳賞をはじめとする多くの写真賞を受賞されるとともに、紫綬褒章を受章されています。
田中氏は、伝統と継承の危機にある群馬県桐生市の養蚕業をテーマにした「繭の輝き」で林忠彦賞を受賞され、現在は、東京の川や開発以前からの西新宿、多摩ニュータウンなどをテーマに活動を続ける写真家です。
安田氏は、カンボジアを中心に、東南アジア、中東、アフリカ、そして震災後は陸前高田市を中心に、幅広く世界と日本をその取材対象に、テレビのコメンテーターとしても活躍中の若きフォトジャーナリストであり、第8回名取洋之助写真賞の受賞者でもあります。
テーマや取材対象の選択やそれらへの共感、そして、そこに注がれる三氏の真摯で深く優しい眼差しと、各々の写真人生の物語は、プロ、アマチュア問わず、多くの写真家にとって大切なものとなることと思います。どうぞご期待ください。