東京都江戸川区立大杉東小学校 1回目・7/2、2回目・9/30、4年2組27名
2回目は黒板に四切ワイドの作品を4班に分けて掲示し、作品鑑賞と講評を行う。今回、大杉東小学校の児童は「家族」というテーマで撮影をしたが、多くの児童は両親や兄弟の日常の姿を捉えた和やかな作品を撮影でき、写真による対話の醍醐味を知ったようだ。しかし家族の積極的な協力を得られなかった児童もいたようで、事前に校長先生や担任の教諭と相談して決めたテーマであったが、家庭環境の複雑さも垣間見ることができた。授業の最後に、私の東日本大震災での取材の経験より、大切な写真はプリントしてアルバムを作ることを児童へ勧めて授業を終えた。
(記/和田直樹、撮影/田口るり子)