橿原市立今井小学校(奈良県)1回目・9/29、2回目・11/24、5年26名
戦国時代の寺内町が原型となり、約500棟の伝統的建造物が並ぶ江戸時代の面影が残る今井町。その今井町の中にある今井小学校で授業を行った。1回目の授業では写真やカメラの歴史、「写ルンです」の使い方、また町で人を撮りたい場合のマナーなどを説明し、カメラを手に今井町へ向かった。この歴史的な街並みが子どもたちの目にはどう写るかが期待するところである。またいくつか商店があるが児童達はきちんと自分から撮影して良いかを確認し、写真を通じ町の方とのコミュニケーションも図れた格好となった。授業内では半分ほどの枚数撮影を指示していたが、あまりに楽しかったのか撮り切ってしまう児童も何人かいた。2回目の授業での写真発表では実際に今井の家で暮らす児童の写真など、人の温かさを感じる作品が印象的であった。(記・撮影/中島雅彰)