平成24年度写真学習プログラム実施報告鳥取県智頭町立智頭小学校

鳥取県智頭町立智頭学校

4年1組27名 1回目:2012年9月24日、2回目:10月29日

智頭小学校1組.jpg1回目はスライド写真を大型モニターで見てもらいながら、写真家の仕事について説明。世界各地の写真に児童達は驚きと喜びを交えた表情を浮かべつつ、熱心に見てくれた。後半は「写ルンです」の使用方法説明と撮影実習に取り組んだ。まずはカメラを交換して、自分を撮影してもらい、撮影される側の気持ちを理解するよう努めた。フラッシュを使いきれない児童が多く、アンダーの写真が多かった。デジカメの高感度が進歩する中、講師の説明不足が大きな反省点となった。また、NHK鳥取放送局の取材を受け、授業の様子がテレビで放映された。
(記/水本俊也、撮影/西田彰訓)

4年2組26名 1回目:2012年9月2日、2回目:10月30日

智頭小学校2組.jpg2回目は「視点の違い」をテーマに、写真家が選んだ写真を引き伸ばして教室後方に展示。児童自身の選んだ写真はモニターで映し出し、両方の作品について一人一人に発表してもらった。「いい写真」についての意見発表も取り入れ、個性を尊重するよう努めた。アンケートではなりたい職業に写真家、カメラマンを挙げてくれる児童もいて、写真を身近に感じてもらえたように思う。1組は積極的な児童が多かった。2組は客観的な意見を交えながらの発表ができた。クラスによる雰囲気の違いも興味深かった。年間総合学習に組み込んでもらえ、有意義な写真学習となった。
(記・撮影/水本俊也)