浪江町立なみえ創成小学校(福島県) 1回目・6/20、2回目・7/17、4~5年15名
「写真ってどんな時に撮る?」と尋ねてみると、一人の児童が「思い出を残すため!」と言うと、「教えるため!」「旅行に行った時」「わかりやすいから」など次々と多様な答えが返ってきた。写真と言葉の違いの話をすると、大きくうなずいていたのが印象的だった。そして写真の撮り方や撮影マナーの動画の後は、実際に教室の中で撮影してもらい、被写体の角度やカメラアングルを変えるとどれだけ写真が変わるかなど学んだ。マクロ撮影にも挑戦すると、「わー、でっけい!」と声があがって、いろいろなものを接写し始めた。作品は、自分の妹を捉えた写真や大切に飼っているペット、校庭にいる友人など、彼らの好きなもの、感動したものがストレートに伝わってくる作品が多く、そこには純粋な彼らの心が写し出されていた。
(記/山口規子、写真提供/学校)