第3回技術研究会「写真集の制作とその魅力について」開催のお知らせ

印刷媒体の売り上げが減少傾向にある近年において、多くの写真家が写真集を発行することが難しくなっており、それぞれが自主制作としてインターネット経由で簡単なフォトブックを作成することが当たり前になっています。しかし、写真集のデザインやレイアウトについて学ぶ機会も少なくなっており、写真集制作のためのノウハウの伝達が求められています。 第3回の技術研究会では長年編集者として多くの写真集制作に携わってきた金川功氏に登壇していただくことで写真集制作のための技術の継承を図ります。
金川氏の講演の後にはJPS賛助会員の(株)日本写真企画が運営している自主制作写真集について、代表取締役社長の片村昇一氏より、申し込みから納品までの一連の流れを過去の制作物を元に紹介します。
この講演により写真集を制作することの楽しさや、写真集制作の意義について考えを深めていただきたいと考えています。

 


 

日 時:2025年3月27日(木)14:30~16:00(14:00~受付開始)

場 所:JCIIビル 6F会議室(千代田区一番町25番地 JCIIビル6階)

協 力:(株)日本写真企画
募集要項

・定員80名(先着順、満席の場合のみご連絡します)

・オンライン:JPS会員のみ

・参加費:JPS会員は無料 一般は500円

・申込み:下記のフォームよりお願いいたします

 

内容

写真集の種類

写真集制作の基本

文字組み方について

写真集の魅力について

 


講師プロフィール

金川 功

1959年和歌山県生まれ。新潮社入社以来、『芸術新潮』『SINRA』『とんぼの本』など一貫してビジュアル関連の雑誌、書籍の編集に携わる。同社企画編集部では写真集や画集などビジュアル関連の書籍を中心に編集。2005年頃から現場にInDesignを導入し、編集者自身がDTPに携わるワークフローを構築。DTPによる書籍編集や組版について、社内外を問わず、伝統的な新潮社の組版についてのセミナーや執筆活動なども行っている。昨年までは営業部デジタル編集支援室長として、2025年からはフリーのDTP組版職人として、新潮社の書籍のDTP組版を請け負っている。