2025「知っておきたい写真著作権&肖像権セミナー」 東京/大阪/名古屋

2025「知っておきたい写真著作権&肖像権セミナー」

公益社団法人日本写真家協会(JPS)/一般社団法人日本写真著作権協会(JPCA) 共催事業

東京会場

日時:2025年5月25日(日)13:00~14:30

場所:東京都写真美術館1Fホール 〒153-0062 東京都目黒区三田1丁目13-3 恵比寿ガーデンプレイス内

参加無料 定員180名

大阪会場

日時:2025年6月14日(土)14:00~16:00

場所:大阪産業創造館6F会議室A・B 〒541-0053 大阪市中央区本町1-4-5

参加無料 定員80名

名古屋会場

日時:2025年7月19日(土)14:00~16:00

場所:愛知芸術文化センター アートスペースA 〒461-8525 名古屋市東区東桜一丁目13番2号

参加無料 定員100名

講師・講演内容

吉川信之(JPS著作権担当理事) 「安心して写真を楽しむための著作権&肖像権講座」

写真を撮影・アップロードする時のトラブルの話を耳にします。楽しく撮影して、心配 なく公表したいと誰もが思うはず。しかし、著作権と聞くと「難しそう…」と思ってしま う人も多いようです。しかし簡単なルールを理解すればトラブルなく撮影でき、撮影した 写真の権利を守ることもできるのです!実践的な著作権や肖像権、その他の被写体の権利 について説明します。また、最近では生成AI技術によるインターネット上に公開された他 人の著作物の無断利用が大きな問題になっています。大切な作品を守るためにはどうした ら良いのでしょう。写真家の人格権を否定する「フォトコンテスト規約の著作者人格権不 行使特約」やSNSメディアでの炎上、「性的姿態撮影罪」の施行なども問題になっていま す。写真家はこれらの内容を正しく理解することが大切です。現役のプロ写真家の立場か ら、わかりやすく解説いたします。

講師プロフィール

1969年、東京都中央区生まれ。法政大学社会学部卒業後、フリー。『アサヒグラフ』『週刊朝日百科』 「毎日グラフ・アミューズ」「ほしいリゾート」などの雑誌で、人物ルポ や料理、旅などの撮影を中心に活動。現在は東京の都市風景を中心に撮影中。公益社団法 人日本写真家協会で2016年から「JPS写真著作権相談室」を担当中。写真家の立場か ら、写真著作権の保護や肖像権、被写体の権利との関わり方を研究中。 共著に「SNS時代の写真 ルールとマナー」(朝日新聞出版)。著作権講演は日本ユニ著 作権センター、東京ビジュアルアーツ、KYOTOGRAPHIE著作権セミナーなど。日本大学芸術学部非常勤講師。

棚井文雄(JPCA常務理事・文化庁文化審議会著作権分科会委員)写真著作権とは何か?「写真著作権」確立への闘い

「写真著作権」とは、文字通り「写真」の著作物に発生する著作権のことです。その権利は、写真家の生存中及び死後70年間に渡って保護されます。しかし、かつて写真だけが、他の著作物(文芸、学術、美術、音楽)とは異なり、著作権の保護期間は撮影時から10年間と極端に短いものだったのです。 その状況を変えるべく、写真家たちは写真の保護期間を他の著作物と同じ期間に改正することを目指し、数々の反対意見に屈することなく、血の滲むような努力を続け、何度かの著作権法改正をもって、やっとのことで現在の「写真著作権」を勝ち取ったのです。

講師プロフィール

東京工芸大学にて細江英公に学び、大倉舜二に3年間師事。独立後、『家庭画報』(世界文化社)、『ひととき』(ウェッジ社)の連載、『別冊太陽』(平凡社)などで撮影。中国、欧州での作品制作を重ね、パリ、ニューヨークなどで個展開催。文化庁芸術インターンシップ研修員を経て、2005年に渡英。その後、ニューヨークで10年間活動。ストリートスナップを中心とした作品は、フランス国立図書館などに収蔵。著作権関連の著作に、「意外と知らない写真の権利」(『フォトコン』2021年1-12月号)、「“著作権”から考える写真生成AI」(『CAPA』2023年10月号)などがある。

 

 

タイムテーブル(予定)

東京(大阪・名古屋)

13:00(14:00) 吉川信之 安心して写真を楽しむための著作権&肖像権講座

13:45(15:00) 棚井文雄 写真著作権とは何か?「写真著作権」確立への闘い

14:15(15:30)吉川信之×棚井文雄(クロストーク/質疑応答)

申込み方法

以下のフォームよりお申し込みください。

*ご連絡いただいた情報は今回のセミナー、今後JPSの開催するセミナー、研究会のご案内のみに使用させていただきます。