フォトアカデミー【写真集で世界を目指す】を4月23日に開催します

2016年04月01日    株式会社 日経ナショナルジオグラフィック

日経ナショナル ジオグラフィック社では、世界に挑戦する写真家の育成や、写真愛好家の撮影テクニックのスキルアップを目的とし、アカデミーを開催しています。世界中の写真家を知るナショジオならではの実践的で刺激的なプログラムをご用意しています。「もっと写真がうまくなりたい」「もっと世界で活躍したい」という写真家の方のご参加をお待ちしております。

写真集で世界を目指す-写真集の歴史から、デザイン、印刷ノウハウまで。写真集づくりを1日で学ぶ

日本の名だたる写真家たちは、優れた「写真集」を発表することで世界の評価を得てきた。望み通りの写真集を作るためには、写真集制作の知識を持って、シャッターを押すことが大切となる。写真集づくりのプロフェッショナルがそのノウハウを伝授する充実の内容。

■ 世界が注目するSHASHIN、写真集の魅力

[講師]金子 隆一氏(写真史家/元・東京都写真美術館学芸員/
武蔵野美術大学非常勤講師/写真集のコレクター

第一回ニューヨークSHASHINシンポジウムでも特別講師として参加した金子隆一氏が、日本写真の可能性をグローバルな視点で解説します。なぜ日本のSHASHINは世界中で評価されているのか?マーケットへアプローチするためのプレゼンテーションツールとして、なぜ「写真集」が効果的なのか。歴史的根拠をふまえ、これから写真集を作る写真家が意識していくべきこととは。

■ 写真集づくりで大切なのはデザイナーと技術者たちとのチームワーク

[対談]グラフィックデザイナー/パブリッシャー町口覚氏 × 凸版印刷写真集制作チーム

(© Kyoji Takahashi)

凶区(森山大道)、CAMEL(操上和美)、ノワール(蜷川実花)、夢の光(田村彰英)など、世界が注目する写真集をデザインした町口覚氏。写真のセレクトから全体構成、装丁やデザインの工夫、そして最高のアウトプットを得るために必要な印刷のプロフェッショナルたちとのコミュニケーション方法について、凸版印刷の写真集制作チームとの対談形式でそのノウハウを伝授します。

町口覚氏 http://www.matchandcompany.com/index.php

■ 撮影と印刷技術の緻密な融合が表現としての写真集を作る

[講師]凸版印刷 プリンティングディレクター

津軽(小島一郎)、眠る鉄道(丸田祥三)を資料として、カレイドインキや蛍光色の効果を。松本幸四郎(十文字美信)、サハラ(三好和義)を資料として、マット感を強調した独自のトリプルトーンの効果を。Memories of a Dog(森山大道)、Acid Bloom(蜷川実花)を題材に、墨一色での強さの追求や蜷川トーンの秘密について、凸版印刷のプリンティングディレクターが紹介します。印刷効果、技術を知ることで、表現の幅広さが生まれ、最終アウトプットをイメージしながらシャッターを押すことができるようになります。

■ 写真集制作におけるインクジェットプリンターの上手な活用方法

[講師]トッパングラフィックコミュニケーションズ

写真家にとってプリント作りに欠かせないインクジェットプリンター。凸版印刷の高品位アートプリント「プリマグラフィー」のディレクターが、最新のキヤノンインクジェットプリンター「imagePROGRAF PRO-1000」の実力と写真集制作における上手な活用方法をご紹介します。

■ 印刷博物館見学

※都合により、講演者、講演内容は変更になることもございます。あらかじめ、ご了承ください。


  • 日 時 : 2016年4月23日(土)     13:30 開始 〜 17:00頃 終了予定     13:00 開場
  • 参 加 費 : 10,000円(税込)
  • 場 所 : 凸版印刷博物館グーテンベルクルーム
  • 申込締切 : 2016年4月15日(金)定員になり次第締切

詳細・お申し込みについてはこちらでご確認ください。日経ナショナル ジオグラフィック フォトアカデミー