『でっ…でっかい!!』森本 一宏
『JPS展に入賞して』
JPS展に入賞させて頂き有難う御座いました。私は陸上では全くシャッターを切りません。水中写真オンリーの撮影しかしていませんので、水中写真の入賞者の少ない、JPS展は非常に遠い存在でした。2月の終わり頃だったと思います。『JPS展ですが・・・。』電話が掛かってきました。内容はモデルの肖像権の話と、二重応募の確認でした。上位入賞の可能性が出ているというような内容でした。それでもまだ上位入賞とは考えていませんでした。審査結果が送られて来た時、思わず二度見してしまいました。高知県在住と言うこともあって、今まで表彰式は殆ど出席した事が有りません。でも、今回は妻が『せっかくだから行って来たら?』の一言で、出席を決めました。会場には沢山の入賞者・入選者が来ておられ、和やかな雰囲気に包まれていました。帰って妻に話したら『ぜひ行きたい!』と言われ、関西展に行こうかと思っています。
『自分の写真で見てもらいたいところは?』
撮影場所はフィリピン国のリゾート島として有名なセブ島。そこからフェリーで2時間掛けて渡るボホール島。そこからチャーターしたボートで1時間のバリカサグ島。ここに通い始めて8年程経ちました。 私は高知市内でダイビングショップも経営しています。そんな関係でゲストを引き連れ、年間2〜3回は訪れています。以前は、マレーシアのシパダン島に年間数回、20年以上通い詰めていましたが、8年ほど前からテロや海賊事件の関係で外務省から”渡航中止勧告”が出され、全く行けなくなりました。そんな訳で、最近はもっぱらボホール島に通い続けています。 被写体のアオウミガメはかなりの老成魚なのか、あまり人を嫌がったり、逃げたりしません。長く生きているうちに、人が怖くない存在だと知ったのでしょう。今回の入賞作品は去年の11月に撮影したものです。今年の3月にも行って来ましたが、相変わらず同じような場所で、私を待っていてくれました。