姪のいる学校で、一泊二日の修学旅行中に撮った写真の四つ切作品を展示して講評会を行った。限られた場所と時間の中、仲の良い友達を沢山撮る子、新幹線の車中ばかり撮る子や、動く鹿を集中的に撮る子がおり、1枚選ぶと個性的な作品が並んだ。
色々興味深い物がある旅の最中、27枚という枚数の中で撮る事で、自分の「好きなモノ」が何であるか再確認できるキッカケとなった様だ。先生にもカメラを渡したので、児童と一緒に楽しみながら積極的に写真の学習をしてくれた。友達が撮ってくれたという姪と鹿の写真プリントは、動物好きな彼女の宝物になったそうだ。
(記/原田佐登美、撮影/小玉亘宏)