中央区立日本橋小学校 1回目・2/21、2回目・3/9、6年2組27名
卒業を間近に控えた日本橋小学校の6年生の写真学習を担当した。小学生への教習という事で私自身が緊張し不安もあった。しかしながら、第1は一緒に楽しむ事、第2はカメラを通して見る視点を広げてもらう事を念頭にした。昨今、カメラ付き携帯電話の影響で、カメラ機能に関する知識や操作も少しアドバイスするだけで直ぐに操作ができる児童たちが多く、積極的に様々なモードにトライし撮影を楽しむ様子が伺えた。卒業を間近に控え学校の授業自体に余裕があり、先生を含め楽しんで思い出作りのひとつとしてこの写真学習プログラムが出来たと思われる。写真講評の際には児童たちの口から、被写体を写した撮影意図は「学校や先生への感謝の気持ちを撮影した」という感想もあり写真を通してこうした心を育む大切さを実感した。(記/中村惠美、撮影/佐藤裕介)