日本写真保存センターで行うフィルムのデジタルデータ化の手法や、公表時に考慮すべき法律や倫理のことを紹介いたします。写真を撮った後、その公開に役立つ情報もお伝えします。ぜひご参加ください。
第2回日本写真保存センターセミナー「そのレタッチ大丈夫? ~歴史を捉えた写真仕上げと公表時の法と倫理~」
●日時
・2025年2月12日(水) 14:30~16:00 (14:00~受付開始)
●場所
・JCIIビル 6F会議室 (千代田区一番町25番地 JCIIビル6階)
●募集要項
・定員80名(先着順)オンライン80名(JPS会員のみ)
・参加費 500円 (JPS会員は無料)
●登壇者
野田知明 JPS会員
吉川信之 著作権担当理事(パネリスト)
寺師太郎 保存センター担当理事(ファシリテーター)
●内容
1部:フィルム原板のデジタル化と画像仕上げ(レタッチ)手順
2部:セッション
・デジタイズした写真の著作権を考える
・著作者人格権が及ぶ範囲とは?
・歴史の記録か残虐写真か
・日本文化か猥雑か
・JPSと著作権と日本写真保存センター
3部:著作権諸問題
・銀塩写真をデジタル時代に使用するには、何に注意すべきなのか?
登壇者紹介
■野田知明
福岡県福岡市生まれ。大阪芸術大学写真学科卒業後、フリーカメラマンとして現在に至る。雑誌、ムック本撮影の傍ら、阪神淡路大震災や室生寺台風被害を記録。また、VRパノラマで東日本大震災を記録、デフォルメ表現、webギャラリーを作成し写真の可能性を追求。日本写真保存センターではフィルムのデジタル化とレタッチを担当。
■吉川信之(パネリスト)
東京都中央区生まれ。法政大学社会学部卒業後、フリー。『アサヒグラフ』『週刊朝日百科』 『毎日グラフ』などの雑誌で、人物やルポ、料理、旅などの撮影を中心に活動。JPS写真著作権相談室担当。写真の著作家人格権の啓蒙や保護を研究中。共著に『SNS時代の写真 ルールとマナー』(朝日新聞出版)。日本大学芸術学部非常勤講師。
■寺師太郎(ファシリテーター)
京都府京都市生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業。凸版印刷入社後フォトクリエイティブに配属。ポスター、カタログ、カレンダー撮影を手掛け、2000年北米先住民族の岩絵の調査を粟津潔氏と開始。2011年より文化事業推進本部にて国宝重文等のデジタルアーカイブ業務に従事。共著書『ロックアート-神話そしてイマジネーション』。全国カレンダー展において受賞多数。
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