板橋区立上板橋第二小学校（東京都） 1回目･12/8､2回目･2/17､6年1組31名
１回目、児童たちは初めて触る「写ルンです」に興味津々の様子。撮影できる枚数が限られているので、極力失敗を抑えるコツを教えた。テーマは設けず、好きな人、場所、モノ、何でもいいので「良く観察する」「思いを込める」の２点を強調して実技に臨んだ。教室で友人や先生を、階段で鏡に映る自分を、校庭でサッカーボールを蹴る瞬間や、紅葉真っ盛りのイチョウの木々を撮影する児童たちは元気いっぱい、のぞき穴を一生懸命にのぞいていた。７枚を限度とし、残りは課題とした。２回目、作品発表では「なぜ撮ろうと思ったのか」「どんな工夫をしたのか」、しっかり話す児童もいれば、なかなか言葉が出てこない児童もいた。土曜スクールで家の人たちが見守るなか、正解のない、自分の思いを発表することは良い経験になったのではないだろうか。
（記／竹田武史、写真提供／学校）