板橋区立上板橋第二小学校（東京都） 1回目･12/8､2回目･2/17､6年2組33名
１回目、はじめにカメラの進化の歴史を解説してから、少し時代を逆行してフィルムを使ったカメラで写真を撮ることを伝えると、児童たちは驚いた様子。ほぼすべての児童はフィルムカメラに触れた経験がなく、初めて手にする「写ルンです」にも興味を持ったようだ。教室と校庭を使った実習では、のぞき穴を通して撮影対象との距離を測り、手探りで向き合っている様子が印象的だった。テーマは設定せず、残りは家に持ち帰って自由に撮影してもらった。
２回目、作品発表では個性あふれる作品がたくさん登場した。上手下手ではなく、最もその子らしいと感じる写真を選んだが、選ばれた写真についてすぐに解説するのは難しいらしい。いろいろと質問を投げることで、その時の状況を思い出してくれるケースが多かった。
（記／竹田武史、写真提供／学校）