秦 達夫 写真展『 秋田白神 山は恵むよ』開催のお知らせ

2024年07月09日    秦 達夫

 

白神山地には漠然とした憧れがありました。 幼少から携わる故郷の神事・霜月しもつき祭 まつりの影響で「神」のワードに敏感だったからかもしれません。その後、屋久島や黒部源流へと撮影対象が変わって行きます。そんな時間の流れの中で40代後半頃から白神山地にもう一度レンズを向けたい想いに駆られ8年程前から白神詣を再開しました。

取材を重ねる中で自分に驚いたのは屋久島取材では感じなかった自然観が芽生えたことです。従来、日本の自然は人との関わりの中で美しさを増すことが多く、また、北東北は縄文遺跡が多く残り自然の恵みの中で文化が育はぐくまれてきました。白神の自然を知れば知るほど里と山野との関係が気になったのです。昨今ではSDGs など意識変革が問われています。この地にそのヒントがあるように思っています。その想いから編み上げた写真展となっております。是非ご覧頂きたいと思います。

 

秦 達夫 写真展『秋田白神 山は恵むよ』

 
会 期:2024年7月9日(火)~7月20日(土)※休廊日 15日(月)入場無料
 
時 間:11:00~18:00 ※14日(日)のみ17時まで
 
会 場:ピクトリコ ショップ&ギャラリー

〒130-0015 東京都墨田区横綱 1-2-16 両国ガイビル國技館前 5F
 
ウェブサイト:https://www.pictorico.jp/press-release/detail/886/

 

写真集「秋田白神 山は恵むよ」
 
発売/2024.7.09 価格/3000 円(税込)2727 円(税抜)
 
判型・体裁/257×182 ㎜ カラー90 点 112 頁ソフトカバー 発行/日本写真企画

 

 


秦 達夫 プロフィール

長野県飯田市遠山郷(1970/4/20生)。自動車販売会社・バイクショップに勤務。後に家業を継ぐために写真の勉強を始め自分に可能性を感じ写真家を志す。写真家竹内敏信氏の助手を経て独立。故郷の湯立神楽「霜月祭」を取材した『あらびるでな』で第八回藤本四八写真賞受賞。同タイトルの写真集を信濃毎日新聞社から出版。写真集『山岳島_屋久島』『RainyDays 屋久島』『Traces of Yakushima』『風光の峰 雲上の渓 黒部源流の山々』エッセイ『雨のち雨ところによっても雨_屋久島物語』他多数。小説家・新田次郎氏著書『孤高の人』の加藤文太郎に共感し、『アラスカ物語』のフランク安田を尊敬している。

 

日本写真家協会会員・日本写真協会会員・日本風景写真家協会会員・Foxfireフィールドスタッフ

日本写真芸術専門学講師・Intel® Blue Carpet Project Member

・写真家 秦 達夫 Officialホームページ:https://www.photohata.com

・WEBサロン t-photo クラブ会員募集  https://t-photo.life/2024-2/