野町和嘉 写真展 ー50年の軌跡ー 開催のお知らせ

2024年11月05日    野町和嘉

 

半世紀におよび、フォトジャーナリストとして国際舞台で活躍している写真家・野町和嘉。1946年、高知県生まれ。写真家・杵島隆に師事した後、1971年よりフリーの写真家に。1972年サハラ砂漠への旅をきっかけにアフリカ取材を始めて、中近東やアジア、南米など世界各国を訪れ、過酷な風土を生き抜く人々の営みと信仰をテーマに撮影しています。受賞歴に、土門拳賞、芸術選奨文部大臣新人賞、日本写真協会年度賞、講談社出版文化賞、東川賞国内作家賞、大同生命地域文化研究特別賞など多数。2009年には紫綬褒章を受章しました。

本展は、「世界遺産」「エチオピア」「シベリア収容所」の3テーマからなる作品約150点を2期にわたり紹介します。スケール感溢れる作品に加え、野町の撮影機材の展示や写真集販売、フォトスポットなどもあります。地球規模で探訪の旅を続けて撮影した雄大な自然景観や先人が残した多彩な遺跡・建造物、そして幾度となく見舞われた困難に立ち向かい、復興を遂げた人類の力強さの証ともいえる作品群をぜひご覧ください。

野町和嘉 写真展 ー50年の軌跡ー

<第1期> 2024年11月30日(土)-2025年1月26日(日)※祝日除く月曜及び年末年始休館

「辺境異境の世界遺産」

野町の眼がとらえた圧倒的な迫力を持つ作品は、世界遺産が億単位の時間を経て現在に至る地球環境と、その中で育まれた人類史の多様な文化を未来に伝える、かけがえのない宝であることを私たちに強く訴えかけます。(作品点数:約70点)

 

<第2期> 2025年1月28日(火)-2025年3月16日(日)※祝日除く月曜休館

「エチオピア3000年の伝承」

約3000年昔、旧約聖書の伝承から忽然と消失した神の聖書や、多様な自然環境を生きる人々の営みとエチオピア正教の謎に迫る、野町のエチオピア取材30余年の集大成です。(作品点数:約35点)

 

「シベリア収容所」

ソビエト連邦崩壊直後という一大過渡期に、それまで”鉄のカーテン”に仕切られ、西側諸国からは窺い知れなかったロシア社会の暗部とそこにうごめく人間模様を肉薄取材しました。(作品点数:約45点)

 


会 場:あーすぷらざ 3F企画展示室 横浜市栄区小菅ケ谷1–2–1 神奈川県立地球市民かながわプラザ(あーすぷらざ)
 
会 期:2024年11月30日(土)~2025年03月16日(日)10:00~17:00 (最終入場16:30まで)

     ※祝日除く月曜及び年末年始休館 ※時期により展示内容が異なります。詳細は上記をご確認ください。
 
URL:https://www.earthplaza.jp/event/nomachikazuyoshi/

 

野町和嘉トークイベント

【日時】2025年3月1日(土) 14:00~15:30 (13:30開場)

【場所】2F プラザホール

【参加費】常設展示室観覧料(未就学児無料/小中学生100円/高校生・学生・65歳以上の方200円/大人400円)

【対象】どなたでも

【申込】WEB予約制(定員200名)

申込・詳細はこちら→https://www.earthplaza.jp/event/20250301nomachikazuyoshitalk/

ほかにも、こども向けイベントなどを開催予定です。
詳細は随時更新いたしますので当ページにてご確認ください。