2018年03月08日 渡辺幹夫
渡辺幹夫 写真展「フクシマ 無窮II」―7年が過ぎて」
7年の歳月が流れた東日本大震災の被災地。
とりわけ、フクシマの避難指示区域は復興のかけ声がかかるが、放射能に汚染された一帯はなかなか後始末もできないでいる。
その第一歩を踏み出そうと、政府は帰還困難区域以外の避難指示を、昨春、すべて解除する方針を示した。
不通だった鉄道が復旧し、農作物を栽培が始まり、人々の生活する音が戻り始めた町がある。
しかし、依然として人々が立ち入れない町もある。
人たちが戻ろうにも戻れない現実がそこにある。
原発渦に揺れるフクシマの今を、追い続けている。
渡辺幹夫 写真展「フクシマ 無窮II」
会場:ギャラリー・アートグラフ
〒104-0061 東京都中央区銀座2-9-14 写真弘社内
03-3538-6630
会期:2018年3月9日(金)~15日(木)10:00~18:00
(土曜日・最終日は17:00まで)
朝日新聞社発行の月刊ジャーナリズム・3月号(3月9日発売)でも昨年同様、巻頭グラビアでこれら写真を展開しています。
開催中は在廊しています。お声かけください。