君津市立大和田小学校 1回目・11/17、2回目・12/15、6年2組22名
本年度は初の試みとして児童にコンパクトデジタルカメラを貸し出し、授業内および家庭で撮影に使用してもらった。これまでのフィルムカメラでの授業と違い、撮影後すぐに画像を確認できることから繰り返し撮影を試す児童が多く見られた。これによりフィルムカメラを使用していたこれまでよりも、より撮影に抵抗なく取り組め、結果、児童達は写真というものを具体的に理解し、かつ目的を明確に持って授業に参加できたようだ。その上で各児童が作品発表を行った結果、自らの作品と併せ他の児童の作品を見ることにより写真表現の多様性という観点からも、より興味が深まったようだ。ただデジタルカメラの撮影可能枚数が、20数枚と一律に制限されていたことで撮影回数自体を控えてしまった児童もいたことは残念に思う。 (記/礒村浩一、写真提供/礒村写真事務所)