肖像権意識が高まり、スナップ撮影が難しくなったといわれますが、人が写り込んだすべての写真が権利侵害ではありません。写真家には撮る権利もあるのです。自分の作品をまもってくれる著作権の基礎知識や被写体の諸権利、性的姿態撮影罪や生成AI画像の問題点などについても、写真家の立場からわかりやすく説明します。
セミナー「人を撮ること、人が写ること 著作権と肖像権を考える」
日 時：2024年4月27日（土）14：00〜15：30 無料
会 場：八竹庵（旧川崎家住宅）2階大広間 〒604-8205 京都府京都市中京区三条町340
ウェブサイト：https://www.kyotographie.jp/events/2024/8178/
講 師
撮影 ToruTakamura/ HJPI320110002503
吉川 信之 （写真家・公益社団法人 日本写真家協会理事）
1969年東京都生まれ。法政大学社会学部卒業後、フリー。「アサヒグラフ」「週刊朝日百科」「毎日グラフ・アミューズ」「ほしいリゾート」などの雑誌で人物やルポ、旅などを中心に撮影。現在は東京の都市風景を撮影中。日本写真家協会「JPS写真著作権相談室」の回答を担当中。共著に『SNS時代の写真 ルールとマナー』（朝日新聞出版）。著作権講演は日本ユニ著作権センター（JUCC)、 東京ビジュアルアーツなど。日本大学藝術学部写真学科非常勤講師。