町田市立山崎小学校（東京都） 1回目･12/14､2回目･2/15､5年2組27名
児童全員に学校からタブレット端末が貸与されていて端末での写真撮影には慣れているのだが、デジタルカメラを使っての撮影は初体験だという。初めの授業で貸与カメラを手渡すと子どもたちは興味津々。授業前半でカメラの使用方法、写真の楽しさ、撮影マナーなどを熱心に学習。授業後半は校庭に出て最初の何枚かを使って撮影体験。終了後カメラは家に３日間ほど持ち帰って「心に響いた諸相」にレンズを向け、写してもらうこととした。カメラを貸与した短期間の撮影で子どもたちが何に関心（感動）をして作画してくるのかなと注視をしたのだが、児童たちが自由に撮影してきた写真は多様で面白い作品が多かった。２回目授業で自作について発表してもらったのだが、子ども目線で捉えた作品からは「撮ること」を楽しんでいることを思わせるものが多く見受けられた。
（記／渡辺千昭、写真提供／学校）