松江市立美保関小学校（島根県） 1回目･9/12､2回目･10/24､5年34名
児童たちに「どんな時に写真を撮るの？」と尋ねると「旅行に行った時」「珍しいものを見つけた時」「教えたい時」など即答。「ではなぜ写真を撮るの？」と尋ねると「残したいから」「わかりやすいから」「証拠だから」など明確な答えが返ってきた。今や一日たりとも写真を見ない日がないほど、私たちの暮らしの中に写真が溢れている。しかし、撮影時のマナーが問題となっている昨今、撮影マナーや著作権、肖像権のことを話すと、シーンと静まりかえり、熱心に聞いている姿が印象的だった。知らない人を撮るときは一声かけて撮るように促すと、きょとんとしていた。地方では人と人の繋がりが密であり、彼らの周りには知らない人がいないのだ。これは都会と地方の違いなのだと認識し、今後の教え方に生かしていきたいと思った。
（記／山口規子、写真提供／学校）