松江市立美保関小学校(島根県)

松江市立美保関小学校(島根県)   1回目・9/12、2回目・10/24、6年25名
 スマートフォンなどの普及により写真というものがより身近になっている昨今、「写真を撮ったことがある人?」と児童たちに尋ねると、全員の手が上がった。しかしながら「カメラで写真を撮る」という行為は初めての児童も多く、1人1台手渡されたデジタルカメラに興味津々。光の方向やそれによってできる影、被写体の向きによって全く見え方が違うこと、シャッターを押すときの気持ちの大切さなどや、カメラの使い方を教えた。デジタル世代の彼らは驚くほどの早さで、カメラの使い方をマスターし、早速、質問がきたのは「消去の仕方」。デジタルでは自分の失敗をすぐ消去でき、すぐ次の撮影へいける利点もある。しかし、失敗写真も良い思い出となるためなるべく消さないように、1枚1枚大事にシャッターを切ることを教えた。

(記/山口規子、写真提供/学校)