松江市立八雲小学校（島根県） 1回目･10/20､2回目･11/17､6年1組32名
児童たちに「カメラで写真を撮ったことがある人、手を挙げて～」と尋ねると、ほんの数人だった。ほとんどの児童がスマートフォンでの撮影しかしたことがなく、一人一人にカメラを配ると、カメラケースから出して「わー、すげーかっこいい！」と大喜び。写真の基本的な撮り方を教えた後は、早速、教室内で撮影会が始まった。また「見て学ぶ撮影マナー」の動画を上映すると、真剣な顔で集中し、最後の写真著作権の場面になると、「ふーん、知らなかった」という雰囲気から、まだ難しい課題なのかもしれないと感じた。そして、カメラを貸し出した期間に撮るテーマは「私のふるさと」にし、出来上がってきた作品をみると、見事に彼らのふるさとが写っていた。誰一人として同じものがなく、松江の自然豊かな生活が感じられる個性豊かな作品だった。
（記／山口規子、写真提供／学校）