さいたま市立与野西北小学校(埼玉県) 1回目・11/8、2回目・12/13、4~6年10名
久しぶりの「写真学習プログラム」を自宅から徒歩6分の若干のハンデキャップのある児童のクラスで行った。打ち合わせの段階でフルネームや顔のアップは避けるようにと依頼があったが実際に授業に入ると児童の表情も明るく積極的な質問攻めにあった。「写ルンです」を使ったが「カメラが軽い」「フィルムて何?」「27枚しか撮れない」等、スマートフォンと比べ、レンズ付きフィルムが理解出来ないようであった。実際に校庭での撮影になると器用に使いこなしており、13枚程度に止めるのに先生たちも気配りしてくれた。残り14枚は自宅周辺で撮り1カ月後の作品発表の授業でもやはりネガフィルムを見て首をかしげていた。自分の写真がこんなに大きくなったのを見て興奮し、校長、教頭先生も立ち会われて明るい教室になり、打ち合わせの時の心配は何だったのか、好奇心旺盛で素直な質問には私自身もいい体験をさせられた。
(記・撮影/桜井 秀)