2020年09月16日 株式会社 ニコン イメージング ジャパン
「ニコン Z マウント」を採用したフルサイズ(ニコンFX フォーマット)ミラーレスカメラ対応の大口径超広角ズームレンズ「NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S」を2020年10月に発売します。
「NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S」は、NIKKOR Z レンズの「S-Line」に属し、焦点距離全域を明るい開放F 値2.8 一定でカバーしながら、絞り開放から画像周辺部まで解像感の高い描写力を発揮する大口径超広角ズームレンズです。世界最短※ の全長約124.5mm かつ世界最軽量※ の約650g を実現。星や山、建物等の幅広い風景撮影に対応し、静止画・動画撮影時ともに超広角レンズならではの臨場感あるダイナミックな表現を楽しめます。
Fマウント用の従来製品の「AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED」(2007 年11 月発売)と比較して「点が点に写る」高い点像再現性や、ゴースト、フレアを効果的に抑える逆光耐性などが大幅に向上しています。最前面のレンズに両面非球面レンズを採用したことにより、開放F 値2.8 の超広角レンズにも関わらず、平坦に近いレンズ最前面の形状を実現。レンズ前側に付属の専用レンズフードを介すことで、ネジ込み式フィルターを装着することができ、フォトグラファーの多様な撮影ニーズに応えます。
※ 2020 年9 月16 日時点で発表済みの、焦点距離14mm 以下から始まる開放F 値2.8 一定のレンズ交換式フルサイズデジタルカメラ対応交換ズームレンズにおいて。ニコン調べ。
希望小売価格: 352,000円(税込)
発売時期: 2020年10月予定
詳しくはこちら→ https://www.nikon-image.com/products/nikkor/zmount/nikkor_z_14-24mm_f28_s/
主な特長
• 両面非球面レンズを最前面のレンズに採用したこと、および、ショートフランジバックを最大限に活かした設計により、世界最短の全長約124.5mm かつ最軽量の約650g と優れた光学性能を両立
• 画像中央部だけでなく周辺部まで「サジタルコマフレア」を効果的に抑制し、「点が点に写る」高い点像再現性
• ニコン独自の「ナノクリスタルコート」と「アルネオコート」の採用で、光によるゴースト、フレアを効果的に低減
• 高い防塵・防滴性能や、堅牢性と耐候性を備えた高い信頼性、フッ素コート採用による高い防汚性能
• AF 機構と絞り機構に「STM(ステッピングモーター)」を採用し、各駆動音を静音化
• 「コントロールリング」をクリックレスにすることで、なめらかな操作感を実現し、動画撮影時の操作音に配慮
• 高精度な絞り制御ができる電磁絞り機構
• 「レンズ情報パネル」や「レンズFn ボタン」の採用によりスムーズな操作をサポート
• 付属の専用レンズフードを装着することでレンズ前側にネジ込み式フィルター(フィルターサイズ 112mm)が装着可能。また、レンズマウント開口部にフィルター枠を装備しており、シートタイプのフィルター(ゼラチンフィルター等)が装着可能
• 「ニュートラルカラーNC 112mm」(別売)と「円偏光フィルターII 112mm」(別売)を同時発売予定