公益社団法人日本写真家協会は「笹本恒子写真賞」を創設します
公益社団法人日本写真家協会は、名誉会員笹本恒子さんの102歳を記念して若い写真家の写真活動を助成するために「笹本恒子写真賞」を設けます。
笹本恒子(ささもと・つねこ)さんは1914(大正3)年東京生まれ。画家を志してアルバイトとして東京日日新聞社(現毎日新聞社)で、紙面のカットを描いていたところ、1940(昭和15)年財団法人日本写真協会の誘いで報道写真家に転身。日独伊三国同盟の婦人祝賀会を手始めに、戦時中の様々な国際会議などを撮影。戦後はフリーとして活動をし、安保闘争から時の人物などを数多く撮影する。JPS名誉会員。
現在102 歳で、写真集の出版、執筆。写真展、講演会等で活躍されています。
笹本恒子(ささもと・つねこ)さんは1914(大正3)年東京生まれ。画家を志してアルバイトとして東京日日新聞社(現毎日新聞社)で、紙面のカットを描いていたところ、1940(昭和15)年財団法人日本写真協会の誘いで報道写真家に転身。日独伊三国同盟の婦人祝賀会を手始めに、戦時中の様々な国際会議などを撮影。戦後はフリーとして活動をし、安保闘争から時の人物などを数多く撮影する。JPS名誉会員。
現在102 歳で、写真集の出版、執筆。写真展、講演会等で活躍されています。
受賞歴:1996年東京女性財団賞、2001年第16回ダイヤモンド賞、2011年吉川英治文化賞、日本写真協会功労賞、2014年ベストドレッサー賞特別賞受賞。
2016年10月23日にはアメリカのルーシー財団から、写真界のアカデミー賞とも呼ばれる「ルーシー賞(Lucie Award)」のLifetime Achievement 賞を受賞されることが決まっています。
2016年10月23日にはアメリカのルーシー財団から、写真界のアカデミー賞とも呼ばれる「ルーシー賞(Lucie Award)」のLifetime Achievement 賞を受賞されることが決まっています。
公益社団法人日本写真家協会「笹本恒子写真賞」について
趣旨:この度公益社団法人日本写真家協会は、名誉会員笹本恒子さんの102歳を記念して、若い写真家の写真活動を支援するために「笹本恒子写真賞」を設ける。
対象:プロ写真家として3 年以上の実績をもち、現在活動中の写真家に対し、その活動を助成するために「笹本恒子写真賞」を設ける。
対象とする写真作品は、過去3 年間でわが国の社会状況を鋭く捉え、出版および写真展等で広く公開し、社会に大きな影響を与え、写真表現の力を公衆に知らしめた写真家に「笹本恒子写真賞」を贈る。
選考方法:選考委員3名で構成する「笹本恒子写真賞」選考委員会を日本写真家協会内に設けて行う。
選考委員会:日本写真家協会会長を委員長に、正会員または会員外の写真家又は有識者から2名から3名で構成する。
選考方法:毎年11月に委員会を設置し、写真に関わる有識者若干名にアンケート用紙を送り、過去3年間で社会状況を鋭く捉え、出版および写真展等で広く公開し、社会に大きな影響を与え、写真表現の力を公衆に知らしめた写真家2名を選出していただき、3月に「笹本恒子写真賞」選考委員会を開き、受賞対象者1 名を選び発表する。
表彰並びに写真展:表彰は毎年12月初旬の日本写真家協会相互祝賀会で表彰する。 賞金は30万円、記念品副賞として、写真集の発行または写真展を都内の写真展会場で催す。